カーニバル?

梅雨とは思えない快晴の今日、出かけて来た。



私はCDショップと同じくらい本屋さんが好きで、今も立ち寄ってみた。
が・・・
あの生粋の‘魔物’が私の目を捕らえた。
公共の場(書面)で堂々と著名人を勧誘している魔物。
笑顔というより満面に高笑いの表情を浮かべ、勝ち誇った眼差しを向ける。
‘魔物’にとって人生はカーニバルだそうだ・・・



趣味の集まりとは名ばかり。
宗教団体である・・・。
自立した心を持てない弱者を誘い、大金を集めて何がカーニバルなのか。



・・・いや。
‘魔物’にとってはカーニバルに違いないのだ。
大好きな金集めをして、自らは潤う。
所有欲と物欲の星を持つ、まさに‘魔物’らしい宴。



昔。
とある日‘魔物’のもとに‘神様とやら’が降り立ったという。
降臨記念日とでもしようか。
おそらくその‘神様とやら’は金の神様だったのかもしれないと今は認識している。
私にとっての暴力の象徴・A氏は、まんまとそれに誘われ闇に堕ちた。
そこで息をしながら彼は完全に壊された。
「魔の色だから黒と紫の服は着てはいけない」。
何が魔の色なのか、ちゃんちゃらおかしい。
目の前にいるものの方がよっぽど異様な輝きを発しているではないか。
インテリのA氏は‘感じず’、頭で考える。
その回転の速さ故、A氏の考えは時に妄想し妄信し、本質から反れて行った。



何故そんなA氏に私は支配されなくてはならなかったのか?
髪を引きずり回され、壁に打ち付けられてまで歌わなければならなかったのか?
侵略されなければならなかったのか?
それは完全な不本意であるのに、何故私は声すらあげられず硬直したまま、その場に存在していたのか?
判らない。
何年経っても答えが出ない。
占術理論の根拠に基づいて解析し受け止めても、‘感覚として’分からない・・・。



現行、山羊座に配置する木星のテーマには野心と権威が含まれる。
‘魔物’の星とそれは吉角度であり、チャンスと成功を掴むのであろう。
カーニバルだ・・・



愚かな私は‘魔物’にこれ以上無いほどの怒りを覚え、A氏らに恐怖し絶望している。
それでいて泣いている。
惨めさと悔しさと・・・こんな感情を持ちながらこだわってしまう己の弱さが情けない。