また・・・

幾度と無く起こる現実。
氷山の一角。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/m20090418k0000m040163000c.html



機能不全家族って、傍目に見て判らないとか幸せそうとかって言われるケース多いけど・・・
それだけ加害者も演じ、被害者側も己に起きている事実を隠さねばならない状況に・・・追い詰められているということだ。
特に血縁者や近親者である場合は、その思いが加速する。



「病気のことを言われて、カッとなる」で、刺す。
病以前に境界性人格障害 http://homepage1.nifty.com/eggs/index.html だったんじゃないかなと想像するに容易いように感じるのは私だけ・・・?



占星術理論で解析して行くと、この境界性人格障害に陥りやすい傾向というのは、生まれ持ったものであることが解析できる。
症状の強弱や、それが表面(つまり現実的生活や在り方)に顔を出すキッカケや時期も、人の数だけ個人差はあるものの、根本要因には共通点が多い。



つい先日の日記で、とある料理人に関して記したが彼もまたそれである。
職場で現れる人、恋愛の場面で現れる人、そして血縁や近親者との関わりの中で、より一層悪化する人・・・色々だ。
本人と周りに自覚させるタイミング。
対処法。
協力の手立て。
お互いが自覚せず、慣れや耐えが癖になり、その場しのぎに甘んじてしまうだけでは、何の解決にもならない。
それは障害を抱える本人にとっても、孤独感を更に強めループすることを意味する。
「誰もこの苦しみを解ってくれない」「自分を愛してくれない」という、絶叫にも近い思いと依存心が、狂気と支配欲そして暴力へと追い込むのである。



今日のこのむごいニュースのように、事が起きてからでは遅いのだ。
障害を持っているから何をしても良いということでは決して無い。
逆に慣れる必要も無ければ、耐えることが最善策でもない。



「もう無理」
今回のニュースで書かれている、被害者の方々の「‘もう’」という声が重要である。
つまり、今日に至るよりずっと以前からサインは出されていたはずで・・・。
狂気を発する方も、それに耐える方も、たとえ口元で笑っていて幸せを演じて居ても、目つきや声色には必ず事実が現れる。
隠しきれるものではない。
前出の料理人も、私の侵略者も同様である。
何故か同じ目つきになって行くのだ・・・



ご家族の皆さんのご冥福を心から・・・。



                




※今日の日記は、私のメモを再編集したものです。