非常識なお遊戯会

先週とは異なる、べたつく重さのある雪質。
積雪量も先週を上回り、ベランダの窓が開かなくなった。
にも関わらず、前夜の時点で「延期なし、気をつけて登園するように」と園児家族に一斉配信メール。
ある意味で揺らぎのない、保育園のスタンス。
開いた口が塞がらない。




普段は徒歩7分の保育園まで、45分かかり…
何度も転んで長靴の中は水びたし、冷えて顔面蒼白、怖がって泣き出すスフィンクスくん。
何とか到着したけれど同様の子がいっぱい、ご兄弟を妊娠中のお母さんも…
こんな危ない思いさせてまでお遊戯会を延期しない理由って何なの????
非常識極まりない偽善者バカ園長だと思ってたけど、堪忍袋の緒が切れるわ!!!


以下、園に送った抗議文の抜粋。=========



○○○保育園御中 ○○園長様




●登園中、雪かきをする近隣の方々から度々声をかけられた。
「こんな日にそんな小さい子連れて歩くの?」
「どうしても出かけなきゃいけないの?坊やが可哀想よ」
ごく常識的な声であり、当然だと認識した。
近隣の小学校は休校になったと聞く。




もっと遠方のご家族、妊婦さん、0〜1歳児を抱っこ・おんぶ・肩車でのご家族。
雪は止んでも大人1人でも危ない歩道環境で、事故が起こらなかったのは
奇跡もしくは全ての園児家族の強運に他ならない。
それは各クラスの先生方、カメラマンも同様である。
その強運頼みで子供達の可愛さを餌に、これ以上ない無配慮な実施。
正気の沙汰とは思えない。





●決定責任者であろう ○○園長の自己顕示欲と自己陶酔感、無責任さ、
そして人としての浅さ軽さ、偽善パフォーマンスによるコントロール=つまり支配性。
(仕事柄か入園式の時の人相や声色からその人間性を感じ、予想はしていた
ものの、一昨年の夏の一件、そして本件と、予想を遥かに上回る現実である。)





これにより、子供達に心をこめて誠実に対峙して下さっている各クラスの
担任の先生方の真摯さを、いつも台無しにしている。
保育士さんたちは園長指示に従うしかないだろう。
保育士として真摯である方ほど、あの異常な光景に葛藤し心痛なのではないか。




つまり、決定責任者は上っ面の子供達への偽善を演じながら 、保育士さんたちを支配し園児家族を支配し、その支配の為に子供達の可愛さを餌にしている。
児童福祉現場の長として、恥ずかしくないのか?
良心の呵責はないのか?
再度申し上げるが、【決定責任者の浅はかさが、いつも各クラスの先生方の
真摯さを台無しにし、尚且つ子供達を危険に曝している】。




●ある園児家族の方は「人質を取られていると思って預けている」と言う。
(本件が生じる1年以上前に耳にした声である。)
その方を含め、我が家を含め、あなた方は全ての園児とその家族の足元を見ている。
そうではなく、せめて自然災害やそれに近い気象の環境の時は、真の意味で
足元に配慮し、子供 達に真摯にあるべきだ。