内藤選手VS亀田選手の試合(追記あり)

なかなかスッキリしない天気が続いていますね。
こないだまであんなに暑かったのに、寝やすいのが嬉しいです♪



さて・・・
あれから何通か応援と言いますか励ましのメールを戴いています。
いつもありがとうm(−−)m
お返事遅れていますが少しお待ちいただければと幸いです^^;



ええっとね。考え込んでて動けないというよりも、動きようが無いに近い状態で^^;
やっぱり痣だらけの女の子の姿が焼きついてしまっていて、1日も早く穏やかな環境で笑って暮らせるように願うのみなのですが・・・
こないだのボクシングの試合をTVで観てて、また子供と親(今回は父親ね)の関係について思うところがありました。
それついて書いてみたいなと思います。



まず内藤選手!勝利おめでとうございます^^!!!
最後まで謙虚で真摯な姿勢で闘っていらしてて、とても共感しました。
勝利後のインタビューで真っ先にお客さんに感謝の意を表すところ。素晴らしい。
戦友と観てましたが、ボクシング全然わからない私でも、スポーツマンとしての器の大きさや深さを強く感じました。
奥様やお子さんの前ではおっとりというか、とてもほのぼのしてて何の気負いも無いのに、リングに上がるとあんなに変わるんですねえ^^
逆かな。普段がほのぼのしてリラックスできているからこそ、ボクサーをまっとうできるのかも。



私が最も敬愛する芸術家・野力さんも全く共通してる。
拍子抜けするほど普段ほのぼのなさってて謙虚なかたですが、ピアノの前に座ると人が変わる。
どうやったらあんなに強くなれるのか・・・あの音にはただ圧倒されます。
おびただしい数の色彩、自由自在に変容する無限のフレーズ。
同じ楽器とは思えない。



守るもの(家族)があって愛情いっぱい感じて敬意を払ってるから。



で、亀田選手。
ニュースやTVでも反則のことが大きく取り上げられていますよね。
あの内藤選手を持ち上げる場面で戦友も「これは失礼だよ。ボクシングじゃない」と言ってて、それと同様の声がニュースでもたくさん書かれていたのを私も目にしました。



これらに関して私が感じたこと。
まず、すごく痛々しいなと思いました。逆ギレしてしまって余裕が無いんだろうなと。
まあ試合前からオイオイって思う傲慢かつ稚拙な印象は受けてたけれど、半分パフォーマンスというかキャラクター設定かなとも感想。
ゴング鳴る前の入場シーンでも既に怯えてるような表情に観えました。



ザッと兄弟の星の配置を見てみたのですが、弟選手は根は真面目な野心家で忍耐強い星。でもその野心がマイナスに働くと冷淡にもなれる人でもあって、その部分も露呈してしまったのかなと。
兄選手は抑制の効く情熱家で、洞察力の鋭いタイプ。集中力もあるけれどムードに流されやすかったり自己愛も強くて陶酔しやすい面もあったりする。どっちかというとこのお兄さんの方がキャラクターを演じているのかなというのが個人的感想ですが・・・。



私はセコンドであるお父さんに非常に傷つきました。
批判されている世論も共感するところは多々あるのですが、何と言っても自分の子供たちへの愛情があまりにも無さ過ぎる。
家族で頑張って大変な練習をして、ああいう舞台に立つわけですから、我が子に勝たせたいという思いは自然にあると思う。
でも、反則指示なんてするのは絶対にいけない。
内藤選手にもお客さんにも失礼であることは当然だけど、子供(弟選手)がかわいそうです。
あの感じではお父さんやお兄さんが指示しなくても勢いで反則技には至ったでしょうけど、それを煽るなんて我が子の将来を長い目で見てサポート出来ないというか、するつもりがない証。
愛されたことが無いから愛し方が解らないのかもしれない。
それならば子供以前に深刻なのはお父さんです。
その隙に今の世の風潮が入り込んだ・・・。
名声やお金に魂を売って崩壊した家族の姿をまざまざと見せられたなと思います。



万が一、観客にバレないように反則を実行して勝利したとしましょう。
でも弟選手にボクサーとしての誇りがあれば、己の行いや振る舞いに気付いて目が覚める頃に、心から後悔するでしょうし消せない事実に苦しむはず。
親であるならば、セコンドであるならば、そこまでを見越して愛情持ってボクシングを教えてあげてほしい。
しかも既にいわゆる‘スター’であるわけだから。
お兄さんが反則を促すならば「間違ってる」とたしなめてるのが、子供への愛情ではないでしょうか。
反則を促す姿や話し方は半分脅しみたいな様子で、子供に対してあまりにも残酷だなと胸が傷みました・・・。
ある意味では育児放棄なんじゃないかと感じたほどです。
子供は基本的には親を選べない。
腕力や‘親である立場という権力’にモノを言わせたら、それは子供に対する支配。
あのお父さんには本気で気付いてほしいなと思いました。



内藤選手にはこれからも謙虚で真摯な姿勢でボクシングしてほしいです^^
北斗の拳以来です。誰かが闘う姿に感動したのは。
そして、いつまでも仲良し家族でいてほしいですね^^



・・・ちょびっと追記。
時間ない時に焦って更新すると駄目ですね^^;
書きそびれが多い^^;



ニュースでも絶賛されていたけれども、この試合について書かれたなべやかんさんのブログhttp://blog.livedoor.jp/yakannabe/ も素晴らしかったですね〜。
ご自身も業界人でありながら、こうした現実をきちんと書くのは勇気が要る行動だと思います。
私も特にこの1〜2年は音楽業界や占い業界(というかスピリチュアルブーム)の現実的在り方に脱力しっぱなしですが、スポーツも同じなんだなと(−−;)
なべさんのブログを読む前にTV観戦してた時点で、ある場面に落胆していた私。
知り過ぎている馬鹿というのは正に私のことで、その場面見ただけで全て納得してしまえるのが悲しいというか悔しいというか。
だからこそ内藤選手の真摯な闘いには本当に感動しました^^



やっぱり今の世の風潮はおかしいですね。
その場しのぎのお金や名声に惑わされて、どんどんおかしくなっている。
それによって家族関係が崩壊してしまっていたり、子供の人生が狂ってしまったり。
その後のことなんて基本的に考えてないのね。
頭で考えるというよりは、心で感じ取るべきことであるはずですが、その辺からしておかしい。
甘んじて流されるのは簡単だし、一時的には良いかもしれない。
だけど形あるものはケアしなければ壊れるから。
‘力’で作られたイミテーションも同様に壊れてしまうでしょう。
流されているくらいのレベルだと輝けない。
完全に‘染まっている’レベルにならないと。
有名=‘輝いている’では無いです。
流されて‘有名人’で在るのは、むしろ深刻。
皮肉ではなくて、本当に胸が傷む。
たぶん‘染まれる人’なんて、この世でほんの一握りでしょう。
支配や侵略の上層に在るものですら、染まりきって輝いているもののほうが少ないと思う。
染まって輝くなんて殆ど神業に近いだろうし、大抵の場合どこかに歪みが生じて曇ったり濁ったりしてしまう。



だから、その世界で‘輝ける人’というのは、ある意味‘本物’ですよね。
日々の事件や戦争のニュースなどを見てても、すごく感じること。
欲に甘んじて支配や侵略を行う・あるいはその方向へ流されて‘輝いている人’って、まず見当たらない。
むしろ苦しそうだったり不安そうなのね。
飛躍した例えかもしれませんが、亀田選手とそのご家族にもその種のものを感じました。
すごく胸が傷むんですよ。



過去に偶然(というか完全に必然だったでしょうけど)私は‘輝いている’人に2回出逢ったことがありますが(今こうやって書きながら思い出した^^;)、その人たちは‘本物’だと思います。
当時は子供の私から見ても、異様なほど完全に輝いてました。
1点の迷いも悪びれも無かった。
神業だわ・・・あの輝きは。うん。
!!
そっかあ。本物なんですね。
何か今とっても重要なことに気付いたような気がします。意味不明でメンゴです。



話が非常に反れましたが^^;
亀田選手のお父さん、そうした風潮に流されるには流されるなりの要因(心の闇)をお持ちなんだろうと思います。
それに対して灯りを求める方向性が間違ってしまって、自分の存在感すらも気迫になってしまって、子供を支配するに至ったんでしょう。



家族という単位で内藤選手と亀田選手を観た時、完全に相反してるのが判る。
今の私にはやっぱり‘あるテーマ’が繰り返されているなと感じました。
もっと気付かなくてはいけない。



・・・また宗教法人で殺人事件のニュースが流れましたね・・・。
終わらない侵略と支配。
どうして・・・甘んじて流されてしまうのだろう。
こんな表沙汰になるニュースなんて、ほんっとに氷山の一角。
気付いても気付いても、同様に放心も終わらない。
それが生きるってことなんでしょうか・・・。



ちょびっとと言いながら長い追記になりました^^;
読んでくださってありがとうm(−−)m