シャンテ・ムーア!

その日は晴れていた。
休日の朝はひとまず洗濯機を回したら、1度お布団に戻る。
そこで今年ハマった漫画(はじめの一歩、バーテンダー、ソムリエール等)を読みながら、青空を見上げてみる。




一昨年のライブツアー・・・知らずに涙を呑んだ大好きなアーティスト、シャンテ・ムーアが・・・
やっとやっと聴ける!!!!!
2008.12.7.20:30 SHOW START.



あらかじめ戦友にもお休みを取ってもらい、整理券をもらいに早めに家を出る。
度々出掛けていた、赤レンガ倉庫にある http://www.motionblue.co.jp/schedule/detail.php?id=546 へ・・・
音響的なことや楽器の配置も合わせて考え、敢えて最前列でない花道側のテーブルにて鑑賞♪



発光体みたいな人。
それがシャンテ・ムーアというシンガー・アーティストの印象。
前々から感じていたジェシー・ノーマンとの共通点はこの灯りの強さだった。
ジャンルも声質ももちろん全く違うのだけど、その色彩感の豊かさもまた共通。
熱い。でもそれ以上に柔軟でグレイスフル・・・
官能性より華やかさより知性と品格を感じる。
そういう灯りの強さ。



途中、ご主人のケニー・ラティモアのソロナンバーやDUETも。
新旧織り交ぜてのメニュー、アンコールまで延べ13曲。
あっと言う間の90分。



オープニングに新譜から 
♪CAN’T DO IT (PAバランスが><。)
♪LOVES TAKEN OVER (こんな懐かしいナンバーが聴けるとは♪)
♪DO FOR YOU (新譜から。真綿に包まれているような優しさ・・・)
♪GIVE ME TIME (同上。ミニー・リパートンのカバーで、この1曲だけでもチャージの価値を越えてしまった。でも決して自分に酔わないシャンテの誇り高さに更に感動・・・)



DUETナンバーとケニーのソロ(♪AND I LOVE HER のアレンジはやはり秀逸!)を挟んで・・・



♪IT’S ALL LIGHT (また美しいアレンジで懐かしい曲を・・・感無量)
♪CHANTE’S GOT A MAN (アレンジかっこよすぎ!すんごいFUNKY♪)



ケニーによるアレサ・フランクリンのカバー ♪AIN’T NO WAY 
DUETで ♪REJOICE
アンコールに ♪LOVE BALLADS (言う事なし・・・)



新譜がデビューアルバムと同じでジョージ・デュークも参加していたからなのかなあ
ジョージ・Dのプロデュースの選曲をしてくれたのかもしれない♪
そして感じたのは夫婦としての愛情以上に、ケニーはシャンテをとっても尊敬しているんだという部分でした^^



ステージから帰ってゆくシャンテ夫妻、ちゃんと目を真っ直ぐに見て握手をしてくれましたが・・・
「THANKS A LOT」しか言えないよ〜もう・・・



お会計済ませて戻ってきた戦友が、放心の私に一言。
「CD買うとサインしてくれるって^^」
・・・全部持ってるよ・・・><。
「せっかくだから買ってサインしてもらったら?」
戦友はこういう時、私にかな〜〜〜〜り甘いです^^;
というわけでDUETアルバム第1弾を再びGET・・・



隣接のBAR‘TUNE’で待ってました。
居合わせたリスナーさんに「(その年齢でシャンテ聴くなんて)失礼ですけど幾つなの?」と訊かれ、
「33歳です。ミントも大好きで!」
「歳相応じゃないですね^^;」と言われる私・・・
まあねえ・・・この日も空席が4割(−−;)
シャンテもミントも知らない人とても多いもの。もったいなすぎる><。
宣伝が下手なんでしょうね。
音楽的クオリティの問題じゃない、悲しい日本の音楽マーケット事情(−−;)



なんてブチブチお話してたら・・・いらっしゃいましたよ^^☆
ケニー、奥様の横でほのぼのし過ぎで笑ってしまった^^;
一見あんなにクールでハンサムなのに、人は見かけによらないのね本当に。
改めてシャンテと対峙して、やはり品格と男気(良い意味での)を強く強く感じました。
戦友が自分の帽子を渡しに来てくれて、ご夫婦も快くサインしてくれた!



       で・・・ 



2008、これ以上にない強い灯りを浴びました。
やっぱり私はそれを求めているんだね・・・