目を見る。

どうも、こんにちは〜。
すっかり秋ですね!
明後日には土星が乙女座から天秤座へ移行しようというタイミングの今日です。



ここ最近、‘目’の大切さをつくづく感じています。
顔立ち(作り)という意味での目でなく、表情と目線の動きという意味で。



目は口ほどに物を言う。
こんな言葉がありますが、ほんとよく言ったものだなと思うわけなのです。



例えばちょっとした買い物をする時でも、店員さんの目つきってとても気になります。
口元が笑ってても目が笑ってない人って案外多いんですよね。
性別〜年齢問わず。
少しくらい口下手でも目が笑っている方の接客は安心できるのです。
もちろん敬語がキチンと使えて、言葉そのものに心がこもっていれば尚ベストですが・・・
ただ、その逆は伝わるもの。
リップサービスや上っ面の言葉って、声が宙に浮いているし濁っているし、歌と同じで音程も不安定になる。
そして、そういう時って殆どの場合、目が泳いでいるか念が強すぎるかどちらかになっている。
これは接客だけでなく、プライベートな対話の時も同じだと思います。
口では何とでも言えるけれど、目つきと声色だけは本当に誤魔化せない。



先月ちょっと体調不良で病院へ出かけた時に、「お大事に」と看護婦さんに声をかけられました。
SHOP店員さんの「ありがとうございました」と同様の接客用語というか、決め台詞みたいなものだとは思います。
でも、やはり声色と目なんですよ。
言うのが当たり前。(逆にこちら側も言われるのが当たり前)になってはいけない、大切な言葉だと思う。
感謝や願いを伝える台詞だから。



その看護婦さんに声をかけられて、私は再度「ありがとうございました」と言おうと振り向いた時、彼女は自分の爪をいじっていました。
ああ・・・本質だなと。
目線以前の問題でね。
それでも「ありがとうございました」は言いました。
改めて彼女は爪をいじりながら「お大事に〜」。
口だけなら黙ってて下さい。
その方が誠実だと思う。



私は毎回セッション終了時に「どうぞお幸せに」「○○となるよう願っております」と添えます。
大概ご依頼者様には驚かれます。
「えっ」
「また来て下さいって言ってくれないんですか?」
「そんなこと(占い師に)初めて言われた」
という感じで・・・



占い師が「また来てね」と言う=「また悩んでね」「まだ幸せにならないでね」と業をかけるのと同じです。
悩む→慰めが欲しい〜気休めでもいいから耳障りの良い言葉のみを求める。
こういう他力本願な依存心が主軸にあるご依頼だと、業をかけられていることに気付けない。
「占い師の○○先生は、いつも優しく慰めてくれて心配してくれる。だからまた来てねと言ってくれるのに。」



それは間違い。
ご依頼者様の他力本願な依存心を逆手に、一喜一憂させて一時凌ぎの慰めを言う事で、リピート依頼(つまり売上)を取る事を念頭に置いた言葉。
元来ならば私たち占い師が1番言ってはいけない台詞だと、のわは捉えています。



「どうぞお幸せに」「○○となるよう願っております」と添えても、再度のご依頼となることは度々あります。
状況や心情の変化や、別の迷いが生じて等で。
お代と時間を戴く以上、無責任な気休めは言うべきではない。
依存心を逆手に取る時、私は支配者と成り下がる。
それは人として最もしてはならないこと。



また話が反れてしまったけど、とにかく目と声は真っ直ぐにしていたい。
どんな時も。