因果応報

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100731-00000012-mai-soci



毎日のように流れ続けるむごいニュース。
最近特に酷いペースのように感じる。
が、こうしたことが取り上げられ報道されることそのものは、良い兆候だと思いたい。
あくまでも氷山の一角。



人知れず心身の傷みと地獄の苦しみに泣き叫ぶ子たち。
我が子の背に火をつける父親。
育児放棄し蒸し風呂のような部屋に我が子を置き去りにする母親。
じわじわと死に至らしめる・・・
こんなむごいことを思いつく、ある意味で斬新な狂気に満ち溢れた感性。



ここ最近で報道される虐待加害者たちの、ある共通項。
バブル期に有頂天となり、多くの意味で傲慢に思い上がった世代。
そして、そうした世代の子供として生まれた世代。
己の思うがままに事が進まないと不満を覚え、こうして他へ(この場合は子供を指す)理不尽な我欲を巻き散らかす。
地に足のついていない、濁りきった狂気。



そして何より、こんな名ばかりの親であっても、子供は最期の時刻までギリギリのところで求愛し、心を傷めていたはずであること。
その声は届くことはなく・・・
分かち合わずにはいられない。



児童相談所や施設に子を一時保護したり、自宅に訪問しても、それは対症療法に他ならない。
子供を安全なところへ保護した上で、狂気の根本である名ばかりの親たちを正気に正さなければ、何100回でも同じ事を繰り返すのだから。
日本の虐待に関する法律や対応はあまりにも遅れすぎている。
嘆かわしい。
あまりにも嘆かわしい。



同種の闇=現実から、悪運強く生き延びてしまっている私は何ができるか・・・
例え僅かであっても、必ず何かすべきだ。