チャイルドシート(ニュースから)

4歳児、母のひざから車外に放り出され死亡
(下記、2/13 13:23 読売新聞より引用)

12日午後11時55分頃、茨城県常陸太田市三才町の国道349号で、
同市馬場町、団体職員篠原直彦さん(44)の乗用車が道路左脇の
縁石に衝突し、篠原さんの長男の翼ちゃん(4)が車外に投げ出され、
頭などを強く打って搬送先の病院で死亡した。
同乗していた妻(38)も後頭部を切る軽いけが。
太田署の発表によると、車内にはチャイルドシートが取り付けられていたが、
事故当時、翼ちゃんは後部座席の妻のひざの上にいたという。
現場は源氏川にかかる橋の上で、片側1車線の緩やかな左カーブ。
事故当時、路面は凍結していたといい、同署は篠原さんの車がスリップ
した可能性もあるとみて調べている。




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このニュースを読んで、ぞっとした。
昨夏ほぼ同様の事があったからだ。
ある人が厚意のつもりで車でうちに迎えに来て、それに乗らなくてはならぬ日だった。




私も彼もその人たちには立場上は弱く、厚意として受けるしかなかった。




厚意を前面に出す割には、もちろんチャイルドシートは無い上、運転が荒い。
途中、彼がお腹を空かせてしまい泣き出すと、その運転者は苛立ち、ますます荒くなった。




今だから書くが、怖かった。
私自身がもともと車酔いしやすいことを先方たちは知っていて、尚且つ彼が居るにも関わらず。




「あなた達が居なくなったら彼の面倒みるから」
「あなたは大変なだけだろうけど、私は可愛いと思ってる」等
の失言を浴びることもあるが………




本当に可愛い(大切)と思っているならば、有り得ない言葉や行動だと。




私はこんなに未熟で愚かな人間だ。
それは否めない。
でも私は居なくならないし、彼が真の意味で大切だ。
彼のことも私のことも、私は人として守る。
そう決めている。




態度が悪いと罵倒されようが、やはり揺らいではならないのだ。
流されてはいけないのだ。




そう痛感させられるニュースだった。